EXPOSURE

onco2005-10-19


毎回、(゜_゜)うーんと唸るような内容で読み終えた後もしばらく茫然とした感じになってしまう…岡田くんにこのようなColumnを書いてもらってるるananさんに感謝。私も関西出身で今は所謂、関西弁を使わない地域にすんでいる…岡田君と同じ14歳の時に父の転勤でかわった。岡田君もよく他の雑誌とかで関西出身だから面白いだろうとか言われたみたいな事を言っていたがホントにこれは偏見である。関西弁を話せなくなった?彼を理解出来る。現に私も話せない…かわってきた当初よく回りから発音が変だとか言われて落ち込んだ。回りと、一人違う孤独感多分地元から一歩も出た事ない人にはわかるまい…自分自身で関西弁に偏見を感じたのだ、これは私が今まで住んでいた所に偏見を感じたと言ってもいいかも…だ。
私の回りに自分の生まれて育ったところの言葉しか話せない人がいる。今住んでいる土地の言葉を話せない人である。一番身近なところでは母だ。母は京都生まれの京都育ち、どこで生活しても京ことば以外では話さない。同僚は鹿児島出身、たまに何を喋っているかわからない。子供関係のお母さんは愛媛の方である。『頑張っていきまっしょい』を地でいく人でそれはそれは出身地を自慢される。青い海と潮風を感じて私もいつか愛媛に行ってみたいものだと思っている。そう言えば最近、女子校生の間では方言が流行っているとか、乱れた日本語が流行るよりよっぽどいい。
しかしよく考えてみても私には故郷と呼べるところや幼なじみはない。転勤に次ぐ転勤、弟などは外国で生まれているし、入った学校と出た学校が全部違う。今住んでいるこの土地を故郷と呼んでもいいのかなと遠慮がちに思ってみる。
岡田くんはまだいい。生まれて育った、母上やお姉さんのいる枚方が故郷だろう。お正月は是非枚方で過ごして欲しい。