思い出

麦畑

スケジュール的に今日しかいけないなと‥‥
初めて両親を誘って映画館に行きました。「花よりもなほ
両親と行くなんてはじめてなのでちょっと照れもあったり、しかも岡田くんなのでなんか恋人を両親にはじめて紹介するみたいでドキドキ。「つまらなかった」と言われるのがイヤなので映画鑑賞代は私のおごりです。特に父は藤沢周平などの時代劇文学を全集で持ってるような人ですからちょっとうるさいかな〜父とはあまり口をきいたことがないのですが、かなりいろんな影響は受けてると思います。私の下に弟二人の三人兄弟ですが一番私が父に似ています。昔は父が良いといえば良い、悪いといえば悪い、単純に物事の価値を父にあわせていたというか絶対的だと思っていた気がします。まあ途中お決まりの反抗期もありましたが、今でも父の好きなものはきっと、私も好きです。
父とはじめて観た映画は「ゴッドファーザー」です。物心つく位のほんの幼い時だったので記憶は定かではないのですが何故か私と父と二人なんですよね、父が凄くこの映画を観たくて、でも私の守りもしないといけないので仕方なしに連れてきた、、というシチュエーションかな、と勝手に想像してますが‥当時私達は父の仕事の関係で海外生活だったのですが、このゴッドファーザーもそこで観たんです。字幕も日本語ではないし何を喋っているかわからなくてそれでもうるさくしてはいけないと子供心に思って、、馬の切断された頭のシーンだけ怖くて印象に残ってます。
この話しを父にしてみたいなと思っているのですが、何故か話しそびれています。
そんな両親の感想は、母はキム兄とかトミーズ雅とかキャスト陣に受けていて岡田くんもお気に入りなので楽しそうでした。父は「子役の子が良かった」と誰かさんと似たような事言ってました。「岡田くんはどう?」とすごく聞きたかったけど‥‥聞けませんでした。でも歴史に詳しい父に「あの赤穂浪士は実在の人なの?」とか中村かつおさん、原田芳雄さんとか俳優の話しをしました。そんな昼下がりの一日でした。