海水浴

名付けて「ソーメン浮き袋」

■オープニング
今日は倅の剣道の仲間全員引き連れて海水浴に行きました。マイクロバスを1台チャーター(これが結構高い!このお金がなかったらもっと贅沢にバーベキューの具材とか用意できるのに‥‥)9時前に出発して遅くとも10時半には到着の予定が思いもよらぬ渋滞にはまってなんと子供達が到着したのは昼0時半を回っていました。忘れ物をとりにもどったマイカー組の私たち夫婦より1時間も後の事でした。私たちも子供達がくるまでに少しでも準備をしようと、、まずタープを張ろうとしましたがすごい強風で(タープの屋根きれをつかんでいると空に飛んで行けそうな風です。)へなちょこの私を見るにみかねて隣サイトの屈強な男性が二人手伝いに来て下さいましたが、やはり駄目でした。暑いけど日差しも気になるけど屋根無しにするしかありません。火をおこしてバーベキューの準備です、まだ子供達は到着しません。携帯もトンネルで止まっているのか繋がらないし、、焦りました。たっぷり半日楽しめるかと思ったのにもう分刻みの行動になりました。ようやく到着して取り敢えず海に入らせてすぐ上げて昼食です。これもゆっくり、、というわけにもいかず「それーっ食えーーっ」と慌ただしく、、。子供たちはもう泳ぎたいばっかりで又ダーッと海に向かって行きました。
■クラゲおじさん
しばらくして今年入った1年生のSちゃんが手に何かを持ってやってきました。透明でプニョプニョしたゼラチン質のものを両手で大事にかかえて私たちに得意気に見せにやってきました。「これクラゲじゃないの〜!?」一瞬一同背筋が氷ついたのですがまあ、害が無いものとわかりホッと一安心、、、そしたら(よせばいいのに)ウチの配偶者が「このクラゲに名前を付けて海に返してあげると又来年この海で会えるよお」なーんていい加減な事を言ってる・・・でもSちゃん、目をキラキラと輝かせて
うんっ!」ってクラゲを抱えて海に戻っていった。
そしたら、他の子が又クラゲを持って来て「おじちゃ〜んっ!このクラゲに名前つけて!」とやってきた。又さらに次ぎの子もクラゲを持って来る・・さっきのSちゃんも違うクラゲを持ってきた。そうこうしてるうちにクラゲに命名して欲しい子達の行列が・・・みると全然知らない子供もいる!「はい、これは紀香ちゃん、これは静香ちゃん〜、これは黒木瞳さん〜」とかなんだよ、自分の好きなタレントばかりじゃねーかよ!私はこいつを押しのけて「これは、准一くーん、健くーん、剛くーん、快くーん、博くーん、昌くーん」なんてやりてーよっ!と静かに心に中で思うのであった、、しかし、変なコトを流行らせた男はおいといて純粋な子供たちにちょっぴり感動をおぼえました。
■浮き袋ソーメン
暑い中昨年もやったソーメン大会、ちょっと小腹が空いた時、一筋の冷たい素麺が大好評だったので今年も用意をしました〜素麺を入れる大きなボウルを忘れたのでどうしようか悩んでいるとまた『無責任男』が子供の持ってる小さなビニールボートを指差して「コレに入れたらどーですか?」って、、、結局綺麗に洗って素麺を氷と共にボートの中へ、、みんな歓声をあげて喜んでましたわい。最後には手をつっこんで氷を取り合いしたり無茶苦茶になりました・・・(汗)
■エンディング
予定時間もとっくに過ぎて、子供たちの楽しい時間はアッと言う間に終わりました。早々にみんなをバスに乗せなきゃ又渋滞にハマる。別れを惜しむ間もなく慌ただしくサヨナラを・・・我々二人残されて残務処理です。さあ帰ろうかという時に「運転していってくれませんか?」 「へっ?」そーいやコイツ調子にのって無茶苦茶飲んでました!もともとザルでどれだけ飲んでも平気なヒトなんですけど暑さと疲れでさすがに参ったようです。加減をしろよ!バカタレがあ、子供を遊ばせるのに自分が調子のってんじゃねーよっ!(またまた、やっくんのような心の叫び) っとしかし、、わたし高速に乗ったのなんて確か15年位前ただの一回だけ、後にも先にもそれ以来、それもやんごとなき理由があってイタ仕方無くだったのだ。しかも乗り馴れたマイカアだったのでよかったが・・・今度のは大きなワゴンだ!自慢じゃないが私は運転が下手だ、自分の家族所有とはいえただの一回も運転したことない。車は前にエンジンがあってボンネットがついてるのがいい、倅の愛称『バス』は運転席からいきなりナイアガラの滝じゃないですか、、内輪差とかあるんじゃないの〜〜唯一の救いはトルコンだってこと、これでミッションだったらもうギブです。二人で野宿です。・・・で観念をして私が運転をして帰る事に、、ひいいっ!ホントに運転席高いぞお、トラック野郎だよ一番星だよ〜(ご存知ない方スイマセン)〜のろのろと走り出す、、ぎぇっウインカー逆だしい、、ちょっと、パワーウインドウどやって開けるんだよ〜っ、、料金所で車を幅寄せ出来ず降りて取りにいくのもシャクなので窓から思い切り上半身乗り出してカードを取る、ちっきしょーETCにしろよっ!悪態をつきまくって高速を走り出す、この時の私の脳裏には何千匹もの亀が・・合流地点では右に進路変更して左車線をあけて合流する車を妨害してはいけない事位、普通免許をもってる方なら誰もが知ってるジョーシキ。しかし今の私には無理っ出来ませんっっっ!右ウインカーを点滅させて入ってこようとする車に向かって
来るなーーっっっ!」と叫んで暴走してました・・・・いやあ、命がけです。こんなスリルとサスペンスを味わったのは何年ぶりでしょうか、、まあ、こうしてブログ書いてるっツー事は結局無事に帰って来たんですけどね・・・それにしても疲れました。