『UDON』

はてなボックスのタッチペン

倅にせが(ま)れ映画『UDON』に行って来た。


夢破れた青年が、故郷に戻り家族や友人とのふれあいの中で本来の自分を取り戻していく、「UDON」を通して・・・
チョイ役でサプライズな人達がたくさん出て来て嫌われ松子のように楽しかったです。・・・とこれも前半までで後半はちょっと辛かったです。(何か、長いな〜と思ったら2時間14分もあったらしい )しかし、うどんの素晴らしさは伝わってきたし配役のユースケサンタマリアさんを初め皆さんとっても良かったです。ユースケのお父さん役の木場勝己さんが特に良かった!寡黙で頑固一徹な職人を見事に演じていらっしゃいます!うどんブームの影で路駐をしたりゴミを捨てていったりする観光客のマナーの問題なども取り上げたり監督自身が故郷とうどんをなにより大切に思っている事も理解できました。ただフジTVの人達の出番はもう少しカットしても良かったのでは?マトリックスを真似た『キャプテンウドン』も物語の主軸になってますが、(倅は喜んでいたが、)、やはりちょっと長い気がした。しかしサマータイムマシンブルースのずっこけ3人組など本広監督ならではのキャスティングは本当に良かったと思います。個人的に歯ごたえのある讃岐うどんは大好きです(やわらかいうどんより)生卵が食べられないのでうどんに生卵と醤油という食べ方はできませんが、あの薄い色のだしとネギ、ショウガだけでいただく「すうどん」は本当に旨そうでした!

評価:★★★☆☆