タイムキーパー

今日は今年最後の倅の剣道大会
8時集合を思いっきり寝坊してとるものもとりあえず開会式の始まる9時に滑り込む(遅刻が非常に多い親子)
市民大会という事で私も役員として大会のボランティアに参加。遅刻のため受付の係が出来ず試合のタイムキーパーをする事になった。
午前中は団体戦、切り返しと呼ばれる形(かた)と一本勝負を5人一組で争う。会場は全部で4会場そのうちの一つを同じ役員さんたちと手分けして受け持つ。点呼をとりながら子供を並ばせる人、ボードに記録する人、旗を挙げる人、笛を吹く人そして私のやるタイムキーパー。
主審から一番見えるところの机に座ってやるので試合が、なんとスペシャルデラックス席で観戦できるという事に初めて気づいた!席についてストップウォッチをチェックしてみると、あれっ?なんか変・・リセットボタンが壊れている!げげげげっwww!もう並んで試合が始まろうかというところ、先生にお願いして別のを探して頂くが試合は待ってくれない。取り敢えず「形」は40秒のノンストップなので私の腕時計の秒針で計る。「はじめっ!」っと言ってから計るがどのタイミングで入るかわからない、10、15、20秒とかキリのいいとこで言ってくれればいいが、大抵13とか28とか中途半端なとこでくる。んーー・・・ここから40秒後だと・・・・むむむ・・・・ふ〜〜・・・
疲れる・・・・あっ?あれ?今、どこまでいったかな?ええい、まあ、いいや、この辺りで!なーんて、私しか知らないのをいい事にだんだんいい加減になってくる。私の3〜6秒の誤差の為に運命が分かれた試合があったかもだ。あったかも?そうハッキリと試合は見てない。私が集中していたのは腕時計!これしか見れていない。私の会場に当たった子供達、運が悪かった(良かった?)と思って諦めてくれい・・そうしてるうちに「形」が終わり「一本勝負」に。一本勝負は試合途中主審の「待て」が入ると一旦、止めなければならない。そして「はじめ」で再び計る。これは困った・・・「待て」が入らないのを祈るのみだ。試合時間は1分、延長なし引き分けあり。なんとかなるかな〜
先方と次鋒が恙無く終わったところに新しいストップウォッチが到着。ふーっ良かった。
それから団体戦が終わり個人戦、2分間で二本先に取った方が勝ち、勝負が決まらないとその後1分の延長戦がある。
個人戦は「2年生以下の部」みんな小ちゃい〜〜可愛い〜倅もこんな時があったな〜なんて思ったのは最初のうちだけ、小さいだけあって勝負が決まらない、なんせ白線のところにも立てないような子供たちだ。必ずといっていいほど延長戦になる。延長という事はそれだけ計測しないといけないわけで、、「やめ」「まて」も頻繁に入る。だんだん集中力が落ちて来て、押さなくていい「わかれ」まで押してしまっていたり再開の際に押してなかったり・・・・かなりいい加減アバウトなタイムキーパー化していた。
はあ〜終わった〜ここで昼食、この大会はお弁当が出る。子供たちは胴を付けたままみんなで輪になっておどろ、じゃない、食べる。普段小食の倅もみんなと一緒のせいか結構食べている。私はこのあともタイムキーパーの仕事があるかと思うとげんなりして食欲が無い。
午後からは高学年になる。「5年生」である。倅は第一会場で試合、私のいる第四会場からはまず見る事ができない。まあ。どうせ1回戦で負けるだろうしどうでもいいのだけど・・・5年生はパンフレットをみると、なななんと39名もいる。決勝までいくにはトーナメントで合計35試合、延長があるとして70回の計測である。ひーーっ!会場内かなり冷え込んで来たしじっと座って延々と主審とストップウォッチとにらめっこはかなり疲れた!辛かった!今日一日おそらく100回以上は時間を計っていた!こんな日おそらく一生に一回だけだろうな・・・・しかし、、いい加減なタイムキーパーでごめんなさいでした。

大会に各団体、自分達の団旗を持って来て壁面に貼付けます。こんなん、見つけちゃった!ウヒ